EK Geotechnical Survey合同会社について
日本籍ボーリング調査船「EK HAYATE」でのサービスを始め、川崎汽船グループの作業船運航ノウハウと、
EGSの世界中での豊富な調査経験を組み合わせた、日本の洋上風力発電に最適な地質調査ソリューションを提供します


世界各地で実績を持つ海洋地質調査会社。
中でも、ケーブルルート調査ではシェア/品質共に世界トップクラスの実績を誇る。
洋上風力セクターにおいても多くの実績を積み上げてきた。
日本近海においても、通信ケーブルルート調査の実績を多く持つ。
- EGSグループ 1974年設立
- 50年にわたる調査実績
- 世界15箇所に調査事業事務所
- 所有調査船7隻
- 高品質な調査データの提供
EK HAYATE
EK HAYATE(イーケ- ハヤテ)は、
全船員が日本人で構成され、
我が国のカボタージュ制度に準拠した、日本籍の地質調査船です
最新の掘削・調査機器と快適な居住環境を提供し、
多様な海洋プロジェクトに幅広く対応します

- 全長
- 78.0メートル
- 全幅
- 17.0メートル
- 喫水
- 6.3メートル
- デッキ面積
- 750平方メートル
- 最大収容人数
- 50人(船員20+その他乗組員30)
- 船籍
- 日本
- 母港
- 広島県 呉
- IMO番号
- 9491551
- オペレーション開始
- 2024年9月
- ムーンプール
- 4.8m x 4.8m
ドリルリグ/船上ラボ
アジア地域の海気象条件を考慮し、EGSがオリジナル設計した掘削リグ。
掘削機の安定性を追求するために、門型を採用し、4mの動揺補正機能も搭載されています。
船上には土壌検査ラボが設置されており、各種の検査機材を搭載しています。
洋上で採取されたサンプルを、鮮度が高く、また輸送の影響による乱れを生じさせることなく試験することで、より高品質のサンプル試験が可能となります。

- ドリルリグ特徴
- 25トンSWL、18メートルの門型、4メートルの動揺補正
- 対応水深
- 15メートル以深250メートル程度まで対応
- 掘削深度
- 水面より300メートル程度
- ドリルビット
- 直径200mm
- サンプリング径
- 外径76mm、内径70mm
- PS検層
- 大口径PS検層も対応可能
- ロックコア
- 中硬岩向けアップグレードを予定

- サンプル取り出し、目視
- 含水比測定
- 湿潤密度測定
- 単位堆積重量測定、アッターベルグ限界、粒度分析
- ポケットペネトロメーター
- ベーンせん断試験
- 非圧密非排水(UU)三軸圧縮試験
- 岩石の点載荷試験
- 土壌熱抵抗測定
川崎汽船グループの本船を活用した調査
使用船舶例:「かいゆう」・「あかつき」
国内電力ケーブルルート調査での使用実績あり

要目 | 詳細 |
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LOA | 62.40m |
Breadth | 14.00m |
Deck Area | 310.5m2 |
POB | 40人 |
船籍 | 日本籍/ClassNK |
本船仕様面特徴
ダイナミック・ポジショニング・システム搭載
CPT作業やコアリング作業向けにAフレーム艤装可能
水深15メートル程度対応
本船運航面特徴
船主:オフショア オペレーション(川崎汽船グループ)
日本籍内航船(母港:久里浜港)
日本人船員全乗/DPオペレーターも配乗可能
非開港への寄港可
沿岸輸送特許取得不要
実施調査・使用機材例
多種調査に対して海外等からの機材調達可能

Seabed CPT: “Neptune 5000”
要目 | 詳細 |
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対応水深 | 3000m |
対応深度 | 海底より20m |
操作性 | リアルタイム操作・データ取得可 |

サンプリング:6 meters ”Vibro Corer 6000”
要目 | 詳細 |
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サンプル長 | 3m/6m(9mまで延長可) |
コアバレル | 内径113mm/外径121mm |
その他 | Aフレームから投入可 |

土壌熱抵抗測定:”Thermal Resistivity Test”
要目 | 詳細 |
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測定温度域 | -2°C~ 60°C |
貫入深度 | ~5.5m |
その他 | サンプリングと同時に測定可 |
八峰能代ケーブルート調査
2024年9月、EKGSの初の調査業務として、日本の地質調査会社最大手である
応用地質株式会社殿より秋田県八峰町および能代市沖での調査業務を受注、
川崎汽船グループ会社である株式会社オフショア・オペレーションの協力の下、
これを完了しました。
